中野っていい友!「田中 舞」さん
  • 中野っていい友!No.011「田中 舞」さん

    中野っていい友!No.011「田中 舞」さん
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    ペモリ)
    初めまして。前回ゲスト「細田 明子」さんからご紹介頂きました「田中 舞」さん、本日は宜しくお願いします。フリーカメラマンをしていて、細田さんが妹のようにかわいがっている子と伺いました。

    田中)
    初めまして。細田さんとは私が前働いていたお店の時からの知り合いで、ご夫婦共にくだらない話もできる間柄です。仕事はフリーのカメラマンです、企業の商品撮りから、料理撮影、人物撮りなど幅広く撮影しています。外国人向け区報や東京都の施設の冊子の撮影など、意外に固い仕事もしています。また何年か前に中野区役所の職員さんたちを撮るお仕事があって、その時は中野に縁があるなと思い嬉しかったです。
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    ペモリ)
    今日は田中さんのご紹介で新井薬師前駅にある「蜜蜂」という喫茶店でお話を伺っていますが、こちらの場所を選んだ理由もあるとお伺いしましたがどういったご関係なのでしょうか?

    田中)
    はい、最近出版されたばかりの、木村悦子著「入りにくいけど素敵な店〜散歩の達人Poket〜」という単行本の撮影で東京にあるおもしろいお店をいくつか回っていたのですが、その時に木村さんから「どこかおすすめのお店はある?」という質問を受け、私の好きなこのお店を紹介させていただいたんです。(蜜蜂 P.98)入りにくいけどって一見失礼にあたってしまうのですが、マスターも心よく引き受けて下さったのでとても感謝しています。こうやって仕事で中野と絡む事が出来るのが、嬉しい事ですし楽しいですよね。

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    ペモリ)
    何でカメラマンになりたいと思ったんですか?

    田中)お父さんが若い頃カメラマンを目指していた事もあり、家にはもともと古いカメラなどがありました。入学した高校に暗室のある写真部があり、古いカメラや暗室作業に興味があって写真部に入りました。私はそもそも飽き性だったのですが、写真だけは飽きる事無く続けられて、高校生の写真コンテストで最優秀賞をいただいたんです。自分の作品が初めて評価を受けたのが嬉しくて、それからも写真だけは飽きずに続けられて大学も写真学科に入りました。卒業後は写真家を目指しながら、カメラマンとして技術を磨いています。

    ペモリ)
    「カメラマン」と「写真家」って何が違うんですか?

    田中)
    これは私の考えですが、「職人」か「作家」かの違いだと思うんです。「カメラマン」はクライアントの意向にそって、自分のもつ技術を使い、撮影する商品をよりよく写す仕事だと思っています。「写真家」は自分の作品も発表していかなくてはなりませんし、またその世界観を活かしてお仕事をさせて頂くものだと思っています。

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    ペモリ)
    田中さんは一番何を撮影するのが好きなんですか?


    田中)
    「人」「動物」「自然」など自然なものや日常を撮影するのが好きです。特に人を撮るのが好きですが、ただ撮るのではなく、被写体と対話して、その人をよく知った上でその人の魅力を最大限引き出せたら良いなと思っています。最近ではSNSなどの影響もあってか、その人の情報だけは簡単に入る世の中になっていますが、実際の人と人との繋がりが希薄になっているとも感じています。なので写真家として、こんな時代だからこそもっと対話する事の重要性を伝えられる作品を作っていけたらなと思っています。
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    ペモリ)
    いいですねー!!
    田中さんはどのようなご縁で中野と出会ったんですか?またどういった部分が好きですか?

    田中)
    私が通っていた東京工芸大学芸術学部写真学科が中野にあり、卒業後中野に住みました。
    大学の友人が中央線や丸ノ内線沿線に住んでいたので、最初は友人と新中野の一軒家を借りてルームシェアで住みだしたんです。
    新宿に近くてアクセスも良く、住みやすさが良い所ですね。
    中野駅は庶民的なお店が多くとてもアットホームで、内輪過ぎず、新しく来た人も入りやすい居心地の良さがあります。
    その後一人暮らしになり、野方の方に引っ越してきましたが、今は野方駅の下町感あふれる商店街や治安の良さが住みやすくて大好きです。

    ペモリ)
    中野の魅力を一言で言うと?

    田中)
    入りにくさのないアットホームな所ですかね。
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    ペモリ)
    中野で好きなお店や場所を教えて下さい。

    田中)
    まずはここ
    「蜜蜂」です。新井薬師駅前にある昔ながらの喫茶店です。お店のあじがあって居心地が良く、お菓子が食べ放題だったり、暑い日はアイスをサービスしてくれたりするお店の心意気が好きでたまに来ます。
    中野駅は大きくてとても便利ではありますが、同じ中野区ですも野方駅は下町感あふれるていてとても好きです。
    野方には5つの商店街通りがあり、それぞれに色々な表情があって面白いですよ。

    よく行くのが
    「オリーブ」という夫婦でやっているお花屋さんです。野方自体に花屋さんは多いんですが、こちらでは山の花とか変わり種,個性的な花がリーズナブルな価格で手に入るのでよく利用します。

    「無垢」という喫茶店も珈琲が美味しくて、木の感じが温い内装で、読書や仕事がはかどる居心地の良いお店です。

    「一本堂」という食パン一本で勝負しているお店がありこちらもおすすめです。野方の商店街は昔ながらのお店も良いですが、新しいお店もどんどん増えているので、これからも変化し続ける野方が楽しみです。
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    ペモリ)
    ありがとうございました。向上心があり、さっぱりしているけどフランクで愛情深い魅力的な方でした。
    次は動物が好きな人だそうです。次回もお楽しみに!

    田中)
    ありがとうございました。次も宜しくお願いします。

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